アメリカで働く 技術士(機械部門)タカジロウのブログ(和僑エンジニアへの道)

アメリカ在住の技術士(機械部門)が海外のドローンやIoTの最新情報をお届けします。

【702】ドローン企業DJIの強さの秘密

   

 

今日は、

『ドローン企業DJIの強さの秘密』

というテーマで書きたいと思います。

昨日の投稿にも書いたのですが、

【701】ドローン業界でのDJI独走態勢

ドローン業界でのDIJの躍進が目立ちます。

ではDIJはどのようにして、その地位を

築いてきたのでしょうか?

その理由を紐解いてみましょう。

DJIの成功を理解する

DJIのドローン市場の優位性は、

新製品を市場に投入することができる速度

と関係があると専門家は述べています。

では、なぜDJIはそれ程早く、市場に

製品を投入できるのでしょうか?

 

その理由はDJIのドローン開発体制、環境に

ありそうです。

 

まずDJIには1,500人が研究開発に従事していて、

開発に重きをおいているようです。

また他企業とのコラボレーションも成功

しているようです。

例えばDJI製のドローンのカメラはソニー製ですが、

そのソニーとのコラボレーションも

上手くいっているようです。

 

またドローン生産環境でいうと、

アメリカの場合、生産のために、やすい労働力を求め、

世界の反対側で製品を作り上げなければならないケースも

多いですが、DJIの場合、本社が中国の深センにあり、

そこに独自の製造施設を持ち、エンジニアは隣接施設で

プロトタイプを繰り返しテストすることができ、

アイデアから製品の作成までのサイクルが速くなります。

そういった製造環境での優位性もありそうです。

 

価格面での競争力でいうと、DJIは積極的に価格を引き下げ、

他社の追従を難しくしています。

3D Roboticsの最高経営責任者(CEO)Chris Andersonは、

DJI製ドローンの価格が1年足らずで70%も下がったと

評価しています。

これが、3DRが2016年にドローン製造を停止し、

ドローン関連ソフトウェア開発に切り替えた

主な理由だと指摘しました。

 

ドローン市場の予測

このようにドローン市場を独占しているかに見える

DJIですが、ドローン市場そのものの今後はどうなる

のでしょうか?

 

専門家によると成長は減速しつつあるものの、

継続すると予想しています。

 

調査会社のガートナーによると、今年、世界的に、

ドローン市場は約300万台に達し、60億ドル以上の

売上に達すると予測されています。

これは、2016年比で販売台数は39%増、

売上は34%の成長を示しています。

 

またガートナーによると、

DJIが最も強い写真部門を中心に、

個人向けドローン販売台数が今年、約40%増の

280万台になると予測していますが、それに対し、

商業用ドローンの数は、市場の約6%(10万ドル以上の価格で)

ですが、収益の60%を占めると予測しています。

商業用ドローンというと、電力検査用や、

農業での農薬散布などの用途があり、

今後、DIJが商業市場にどのようにサービスを提供していくが

興味のあるところです。

 

ガートナーは、2020年までにドローン市場が

今年の予測の倍の110億ドルを上回ると予測しています。

一方、FAAは、昨年の110万台から2020年には

3倍以上になり、今後2年間で最も急成長を

遂げると予想しています。

 

筆者を密かに今後、商業用ドローンが、

急成長するような気がしています。

というのも、市場の流れを3Dプリンターを

例にして説明すると、3Dプリンターの場合、

商業用3Dプリンターが浸透し、

最近は、個人向けの小型でリーズナブルな

機種にニーズがシフトしているようです。

逆にドローンの場合、その商品の性質上、

先に個人向けのものが市場に浸透し、

今後は商業用のドローンにシフトして

いくような気がしています。

 

今後もドローン市場の動向を注視していこうと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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■今日のまとめ

・ドローン市場でのDJIの優位性は、
同社の製品を市場投入するスピードに関係していそうだ。

・そのスピードの秘密はドローン開発体制、
環境にありそうだ。

・今後は個人向けのドローンだけでなく商用向けドローン
が急成長する予感あり

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【近況報告】

アメリカはこの時期、日がものすごく長く、
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【技術士タカジロウ 本日の第二領域活動】

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